中小企業家同友会須賀川地区9月例会
9月25日に、ホテルサンルート須賀川で、福島県中小企業家同友会須賀川地区9月例会が開催され、ました。
■タイトル
地域経済の発展をみんなで考える例会
~企業経営者の実情をもとに、地域経済の発展へのアイデアを出し合いましょう!~
■プログラム
1.開会
2.三つの目的昭和
3.挨拶
4.諸連絡
経営者交流大会in白河PR
5.報告
6.地域を良くしていくための討論会
7.グループ発表
8.まとめ
■内容
4つのグループに分かれてのグループ討論となった。
僕が参加したグループの意見について、箇条書きにする。
・中小企業の経営者で問題となっているのは、事業継承である。事業を継いでくれる後継ぎがいない会社は廃業せざるを得ない。事業経営が上手く行っている会社であっても、廃業となってしまうのは、地域経済の大きな損失である。
首都圏などから、事業を継承してくれる後継者を募り、当該事業主と後継者をマッチングするような仕組み、取り組みが出来ると良い。
・起業する時に必要となるのは、自社HPの作成や広告など、メディアへのPRである。この辺りの構築方法に関して、具体的なサポートがあると、起業者を増やす事につながるのではないか?
・須賀川のタンメンは評判が良いのであるが、一般に知られていない。カッパ麺もあるのだが夏限定なので、地元人しら知られていない食について、例えば、喜多方ラーメンのように、PRして観光化が必要ではないか?
・中小企業として固有の技術を持っているが、技術の販売先(技術需要先)がみつからない。技術の需要先を見つけてくれて、仲介してくれるようなサービスが欲しい。
・須賀川と言えば、ウルトラマン、ゴジラ、の円谷プロ、奥の細道の松尾芭蕉、釈迦堂川花火大会、牡丹園、大桑原つつじ園などであるが、ウルトラマンが最も有名であり、もっと活用すべきではないか?
過去に、JAが、火を吐く”ゴジラ”模型を作ったように、新幹線や、高速道路、空港利用者から見える所に自部物大(40m)のウルトラマンや、ゼットンなどの像を作って、国内外にPRできないか?
・須賀川市内に道の駅を作り、道の駅で地域の農産物などを販売する。道の駅には温泉や、スーパーなども併設して、観光客が少ない場合でも、地元住民が利用できる場所として位置付ける。
・ダチョウの仲間である、エミューを飼育して、その油や肉を須賀川の新しい特産品にできないか?
このエミューの油は高級品として扱われている。
■その他
・助成金を企業から集めるのでは無く、中小企業同友会として、一般から資金を集めて、中小企業の発展のために、貸与するような仕組みが必要。
・助成金の制度があっても、それを申請する時間を割く事ができない事業者がたくさんいる。申請を代行してくれるような、組織作りが必要。
以上。
この会議は、いつ何時に開催されるのでしょうか?
1年に3回程度。次回は、10月28日の予定です。